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舞扇 かざしてながむ 虹衣
舞い音に 心魅かれて たわむるは 夏の一夜の 花火の如し
舞い舞台 語れし殿はまばろしか 音と戯れ 詩によりそい
舞いしのち よせくる波の 静けさは 秋の夜長の 寂しさにも似て
夢追いて すすむ姿の うつくしき 夢敗れても どうぞかわらず
わが想い 野に咲く花に たとえれば 憂う露草の その姿なり

名をとりて 心弾ませ 振りむけば 寄る人あれば 去る人もいて

舞台袖 鼓動乱れて 震えしも つとめる舞台 我が庭の如く
舞姿 天女の如く あでやかに 楽屋寄せれば 蛍の如く

滅びても おごれし日々の ならわしを ふるまう人の 心さびしき

実らずを みつめたたずむ 水の精 化身なるかな ひまわりの花
わが心 季節のごとく 変わり行く 何ゆえに 心無くし ているのやら我わからずに 今もなお