忘れられない恥ずかしい思い出


もう何十年も前になりますか・・。忘れられない恥ずかしい思い出があります。
子供の頃、公園で縄跳びを見ていたら、一人の子、(仮にA子さんとしましょう)私に話しかけてきてケーキを手渡しました。私はなぜか「ありがとう」といっておいしく食べてしまいました。それから暫らくしてA子さんが戻ってきて「さっきあずけたケーキ返して」と言ってきました。私は「えっ!?・・・食べた・・・」「食べた!?えー??私が御手洗に行っている間持っててって渡したケーキをたべちゃったの?」「うん・・」 A子さん怒りおさまらず、他の仲間の所へ行って「私のケーキ食べられた。御手洗に行ってる間 持ってててあずけたら食べられた。すご〜い食いしん坊・・!!!」他の仲間も口をあんぐりあけて信じられないといった表情。「食いしん坊ね・・!」 もう、言われっぱなし。私はお腹の中で“わざと食べたんじゃない。私にくれたと思ったのよ。あ〜〜恥ずかしい・・”
その後、しばらくの間A子さんは私の顔をみると悔しそうに「私のケーキ食べた!食いしん坊!」通りすがりの人に「あの人が私のケーキ食べたのよ!食いしん坊よ!」と憎らしげに一生懸命訴えていました。あの頃はケーキはめった食べられないごちそうだったので無理もないですよね・・。私も暫らくはA子さんの姿をみかけるとそっと隠れたものでした

そんなA子さんが ある日やさしい表情で私に「今日は」って挨拶をしてくれました。その時私はどんな表情で彼女に接したか覚えていませんが、それから間もなく彼女の一家は引っ越しました